





応援してね!日本の農業!有機大豆・有機米・有機野菜などオーガニック農産物(有機JAS農産物)や加工品を産地直送でお届けします。
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有機JAS規格では、原則として、化学合成された農薬の使用は禁止されています。ただ、天然系農薬やフェロモン剤など、条件付きで使用が可能な農薬もあります。この点、井村さんのオーガニック大豆は、有機JAS規格で許容されているものも含め、農薬および化学肥料は一切使用しておりません。
(井村さんのオーガニック大豆について) | ||
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農薬 | 除草剤 | 不使用 |
殺虫剤 | 不使用 | |
殺菌剤 | 不使用 | |
※有機JAS規格で許容されているものも含め、一切不使用しておりません | ||
化学肥料 | 不使用 | |
第三者監査 | 登録認定期間「JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)」の監査を毎年受けています |
有機農業で使用する有機肥料(堆肥)は、自然循環機能を活用する循環できるものです。自然界においては、微生物が有機物を分解して、植物がそれを吸収して育ちます。微生物による分解に時間がかかるため、このような完全に発酵した堆肥は入手するのがなかなか難しいです。そして、堆肥のもとになる糞を出す動物が、どのように育てられているかを確認できる堆肥を探すとなると、さらに入手が難しいです。
そこで、わたしたちは堆肥を自ら製造しています。飼料に抗生物質を混ぜていない鶏糞を主原料に、自社米の籾殻(もみがら)や米ぬかを使用して堆肥を製造しております。気心の知れた養鶏家の鶏糞を使用し、土づくりからトレースできる生産工程を構築しています。
(わたしたちの心臓部ともいえる堆肥の施設です。ここで何ヶ月も寝かせて、微生物の働きにより、完全に発酵したものを使用します。発酵堆肥は嫌な臭いもなく、このように普段着で出入りしても気になりません。)
映像内3分05秒の位置より堆肥の施設が紹介されています。
>> この映像のリンク(YouTubeサイト)
制作:Radixの会 ※らでぃっしゅぼーやに集う環境保全型生産者・メーカーの全国ネットワーク
大豆は、現代表・井村辰二郎の父である井村滉の代から栽培していました。当時は、減農薬と有機肥料による栽培で、わずかな量でしたが、国産原料にこだわる豆腐屋さんに直接販売もしていました。その志と肥沃な土を受け継ぎ、栽培方法を農薬不使用の有機栽培へ転換し、さらに規模の拡大を目指しました。
農場は現在、金沢市郊外の河北潟干拓地と輪島市門前町山是清(やまこれきよ)の二ヵ所にあります。それぞれの農場の環境を少し紹介しますと、河北潟は干拓地ならではの重粘土が特徴で、コハクチョウなどさまざまな水鳥が飛来する鳥の楽園でもあります。また、河北潟は雑草の種類も多く、日本一雑草の種類が多いという研究者もいるほどです。
山是清は奥能登丘陵地特有の赤土の畑です。標高約350mの中山間地帯で、冬季は道路が閉鎖されるほどの雪が降ります。民家もない山の中にあり、目に入るものは空と木と土だけという、自然豊かなちょっぴり辺鄙なところです。
5月ということで大麦が植わっていますが、このあと大麦を収穫して、7月にかけて大豆を蒔きます。
>> この映像のリンク(YouTubeサイト)
制作:Radixの会 ※らでぃっしゅぼーやに集う環境保全型生産者・メーカーの全国ネットワーク
大豆畑は収穫が終わった冬の間に有機肥料を畑に鋤き込み、土作りをしています。有機肥料である堆肥は植物ではなく、土に与えます。豆の苗に肥料を与えて育てるのではなく、土そのものを豊かにして、その土が豆を育てるという考え方です。
大豆の種撒きは麦の刈り取りが終わった初夏です。梅雨が明け、太陽がさんさんと輝くようになると、紫色の小さくて可憐な大豆の花が咲きます。負けじと雑草も伸びてきて、夏草との戦いがはじまります。種蒔きから収穫までは、化学肥料はもちろん有機肥料も与えません。
10月中旬から11月初旬頃、茎や葉が茶色く枯れたように乾いてきたら収穫です。収穫後は、ふるいにかけて、大粒・中粒・小粒などに分けて出荷されます。
冬、畑が雪の下で眠りにつく前に再び有機肥料を鋤きこみます。こうして数十年に渡って土作りがされてきた畑は、わたしたちのかけがえのない財産です。
農林水産省によると、食用大豆の自給率は25%です(平成24年度)(油糧用大豆を含めると、自給率はさらに下がり8%となります) 。輸入大豆の約60%はアメリカ産で(平成25年)、油糧用大豆については遺伝子組み換え品種も既に輸入され使用されています。
有機大豆については、大豆の国内生産量236,000tのうち有機の格付けがされたものが1,306tで、割合は0.55%です(平成24年度)。この割合をさらに食用大豆の自給率と掛け合わせると0.1375%です。日本の有機大豆がまだまだ希少な存在であることがうかがえます。
(参考資料)
わたしたちは、安心して食べられる国産有機大豆の安定供給を目指しています。金沢大地の商品といえば、まずお米をイメージされるかもしれませんが、実は、一番多く栽培しているのは大豆なのです。作付面積は、2013年時点で水田約40haに対し、大豆畑は約140haです。有機大豆の生産量は約130tで、日本の有機大豆の約10%を供給できるようになりました。
現在、メインで栽培している大豆は「あやこがね」と「里のほほえみ」という品種です。就農した直後は北陸地方の代表的な品種であるエンレイという品種を栽培していましたが、農薬や化学肥料を使わない有機栽培への適性をみるため、かれこれ30品種以上の大豆を栽培してみました。
また、当時ちょうど農産加工への取り組みも始めていました。そして、金沢大地の最初の農産加工品が豆腐でした。このため、大豆の生産者と利用者の両方の視点で有機栽培大豆の実地研究を行うことができました。
エンレイをはじめ、サチユタカ、スズユタカ、フクユタカ、オオツル、……お米に負けじと多彩な品種のある大豆ですが、その中で、石川県の風土と有機栽培に最も合っており、かつ加工適性がよいと感じたのが「あやこがね」でした。豆腐もしっかり固まります。
また、2014年産からは「里のほほえみ」という品種が新たに仲間に加わりました。あやこがねが主な品種となった後、規模拡大を行う中、数年間、試験栽培していた品種です。有機農業を大規模で行う場合の重要なポイントの一つは、農作業の分散を行うことです。単一の品種ですと、どうしても同じ時期に作業が集中してしまいます。里のほほえみは、あやこがねより晩生で収穫が1週間~10日ほど遅いです。あやこがねと里のほほえみの2種を栽培することにより、農作業と悪天候リスクの分散を試みています。
「あやこがね」と「里のほほえみ」の違いはというと、食品加工の面では「差はない」と言ってよいほど違いはありません。両者とも大粒タイプで、なおかつ加工適性に優れています。食味や加工適性はあやこがねと同様でありつつ、栽培の面では作業時期を分散できるということで、2014年より本格的に栽培を行っています。
この「あやこがね」と「里のほほえみ」、加工適性がよいことに加え、有機栽培でも品質が安定しやすいという特長から、特に食品メーカーや料理店での評判がよいです。おかげさまで、全国の個性あふれるメーカーで使用されるようになりました。
日本の有機JAS認証に加え、アメリカで通用する「全米有機プログラム(NOP)」(米国農務省)、EU各国で通用する有機認証「Organic Farming」の基準も満たしました。
海を渡り、「世界で最も予約が取れないレストラン」といわれるスペインの三ツ星レストラン「elBulli(エル・ブジ)」でも使われました。
2011年産以降、自社栽培有機大豆の放射性物質測定検査を行い、放射性セシウムは検出されておりません(※検出限界値:1kgあたり1ベクレル未満)。
詳細は、こちらをご参照ください。
収穫した大豆をふるいにかけて大小を分けたのち、さらに選別したものです。割れた豆、堅くシワのよった豆、虫食い豆などを除いたものを「選別大豆」としています。見た目の美しさを大切する場合に選別大豆をお選びください。
加工向け大豆は、収穫した大豆をふるいにかけて大小を分けたのち、追加の選別を行っていないものです。割れた豆、堅くシワのよった豆、色がわりした豆、虫食い豆などが若干(概ね5%以下)含まれます。外観は選別大豆ほど揃ってはいませんが、食味に問題はなく、味噌や豆腐のように大豆をつぶして使う加工用途におすすめです。
(違いは選別工程のみです。品種、栽培方法や栽培している農場は、選別大豆と同じです)
井村さんのあんしん味噌づくりセット 味噌づくり向けのセットもあります。
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北海道 | 1,650円 | |
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関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川) | 770円 | |
中部(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知) | ||
近畿(京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、三重) | ||
中国(岡山、広島、山口、鳥取、島根) | 990円 | |
四国(香川、徳島、高知、愛媛) | ||
九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島) | ||
沖縄(沖縄本島) | 1,980円 | |
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